医科診療報酬事典

J041

吸着式血液浄化法(1日につき)

2,000点

令和8年度改定対応(令和8年6月1日施行)

告示(点数・注)令和8年厚生労働省告示第69号 別表第一

注吸着式血液浄化法を夜間に開始し、午前0時以降に終了した場合は、1日として算定する。

留意事項通知保医発0305第6号(令和8年3月5日)別添1

(1)吸着式血液浄化法は、肝性昏睡又は薬物中毒の患者に限り算定できる。

(2)エンドトキシン選択除去用吸着式血液浄化法において、18 歳以上の患者にあっては、次のいずれにも該当する患者に対して行った場合に、「J041」吸着式血液浄化法により算定する。

アエンドトキシン血症が強く疑われる状態であり、次のいずれかの項目に該当するもの。なお、診療報酬明細書の摘要欄に①から③までのいずれかの要件を満たす医学的根拠について記載すること。

1細菌感染症を疑ってから当該治療が終了するまでに、エンドトキシン選択除去用吸着式血液浄化法の開始前までに行った「D018」細菌培養同定検査の「3」血液又は穿刺液(血液に限る。)において、グラム陰性桿菌の陽性が確認されている場合。

2細菌感染症を疑ってから当該治療が終了するまでに、他の保険医療機関においてグラム陰性桿菌の感染が疑われ抗菌薬投与が行われていたことが証明されている患者であって、当該医療機関において初回に実施した「D018」細菌培養同定検査の「3」血液又は穿刺液(血液に限る。)が陰性である場合。

3細菌感染症を疑ってから当該治療が終了するまでに、当該医療機関において初回に実施した「D018」細菌培養同定検査の「3」血液又は穿刺液(血液に限る。)が陰性であるものの、グラム陰性桿菌による敗血症性ショックであることが「D018」細菌培養同定検査の「3」血液又は穿刺液(血液に限る。)以外の細菌培養同定検査において強く疑われ、日本救急医学会急性期 DIC 診断基準が4点以上の場合又はこれに準ずる場合。

イ次のいずれも満たすもの。なお、診療報酬明細書の摘要欄に①及び②の要件を満たす医学的根拠について記載すること。

1「日本版敗血症診療ガイドライン 2016」に基づき、quick SOFA で2項目以上の項目を満たし、敗血症を疑った時から臓器障害評価を行った間で、総 SOFA スコアの 2 点以上の上昇を認めること。

2適切な輸液負荷にもかかわらず、平均血圧 ≧ 65 mmHg を維持するために循環作動薬を必要とし、かつ血清乳酸値 > 2 mmol/L(18 mg/dL)を認めること。

(3)エンドトキシン選択除去用吸着式血液浄化法において、18 歳未満の患者にあっては、エンドトキシン血症であるもの又はグラム陰性菌感染症が疑われるものであって、細菌感染症を疑ってから当該治療が終了するまでの期間におけるエンドトキシン選択除去用吸着式血液浄化法の開始前の時点で、「日本版敗血症診療ガイドライン 2016」における小児 SIRS 診断基準をみたすこと。

(4)エンドトキシン選択除去用吸着式血液浄化法において、既存治療が奏効しない特発性肺線維症の急性増悪の患者に対して行った場合に、「J041」吸着式血液浄化法により算定する。なお、実施に当たっては、関連学会の定める適正使用指針を遵守すること。

(5)吸着式血液浄化法を夜間に開始した場合とは、午後6時以降に開始した場合をいい、終了した時間が午前0時以降であっても、1日として算定する。ただし、夜間に吸着式血液浄化法を開始し、12 時間以上継続して行った場合は、2日として算定する。

レセプト電算コード医科診療行為マスター 2026年10月1日版

名称・コード点数
吸着式血液浄化法(1日につき)1400084102,000点
エンドトキシン選択除去用吸着式血液浄化法(1日につき)(18歳以上)1400616102,000点
エンドトキシン選択除去用吸着式血液浄化法(1日につき)(18歳未満)1400617102,000点

疑義解釈この区分に関係する 2問

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